この記事の目次
  1. このサイトでは、pushだけでは本番が更新されない
  2. Cloudflare Pagesでは、pushがビルドになる場合とならない場合がある
  3. 成功のあと、この順で見る
  4. 古いままに見えるときの切り分け
  5. この記事で分からないこと

ビルドが成功したことと、読者が開いているURLのHTMLが新しいことは、別の観測です。緑のチェックだけを見て「公開された」と判断しないための確認順を、このサイトの公開経路と公式資料に分けて残します。

対象は、Gitにpushしたあと、独自ドメインや仮URLが古いままに見える人です。自分のホスティングがこのサイトと同じ製品とは限りません。画面の名前が違っても、下の5段は「どの成果物を、どのURLが配信しているか」を崩さずに読み替えられます。

このサイトでは、pushだけでは本番が更新されない

2026-10-24以降、このリポジトリの npm run build はChatGPT Sites向けの成果物を作ります。GitHubへのpushと、GitHub Actionsが成功したことは、https://pocket-ai-lab.com/ のHTMLが入れ替わった証拠ではありません。Pages向けの静的ビルドは npm run build:static で、PagesのGit自動公開は止めた構成です。設定値の表はGitHubからCloudflare Pagesへ自動デプロイする記事にあります。

2026-11-04に再デプロイはしていません。上の区別は、リポジトリの説明と次の公式資料の照合です。

ChatGPT SitesのManage a siteは、ローカルソースの公開を2段に分けています。

  1. 版を保存する。 デプロイできる版を作り、ローカルソースではそのビルドに使ったGitコミットと結びつける。
  2. 版をデプロイする。 保存した版を公開し、成功時に本番URLを報告する。

保存だけでは、見ている人のURLは更新されません。デプロイの成功報告も、そのURLのHTMLを開いた結果そのものではありません。

Cloudflare Pagesでは、pushがビルドになる場合とならない場合がある

Git integrationでは、PagesプロジェクトをGitHubまたはGitLabに接続すると、ブランチへのpushのたびに自動デプロイする、と説明されています。同じページは、自動デプロイを止める手順も書いています。本番ブランチの自動デプロイをオフにすると、pushだけではビルドが走らず、Wranglerで直接デプロイする使い方になります。

したがって「Gitにpushした」は、Pagesでも常に公開ではありません。自動デプロイがオンの本番ブランチへのpushなのか、オフにしたあとのpushなのかで、次に見る場所が変わります。この記事の執筆時に、Cloudflareの管理画面は開いていません。本サイトのPages自動公開を止めた記録は2026-10-24の構成説明であり、今日のダッシュボード再確認ではありません。

成功のあと、この順で見る

段 見ること それで言えること 言えないこと
1 公開したい変更のコミットSHA 候補の版がどれか そのSHAがビルドされたこと
2 そのSHAのビルドログと終了 その入力でビルドが完了したか、どこで止まったか 配信先がその成果物を配っていること
3 ホストが保存した版と、紐づくSHA デプロイ候補がどれか その版が本番URLに出ていること
4 本番ホスト名へのデプロイ結果 選んだ版をそのホストが公開したか ブラウザで見ているHTMLが新しいこと
5 本番URLのHTMLにある、その変更だけの一文 そのURLの応答に変更が入っていること 検索順位、計測、収益が変わったこと

5の一文は、説明用の定型句ではなく、その変更にしか無い文にします。HTTP 200、鍵アイコン、CIの緑は、5の代わりになりません。

手元に保存したHTMLの要素を見る場合は、無料HTML確認ツールが使えます。入力HTMLのtitle、h1、canonical、計測タグの有無を、入力内容を送らずに表示します。どのデプロイが本番か、検索に載ったかは判定しません。

古いままに見えるときの切り分け

同じSHAの仮URLには新しい文があり、独自ドメインだけが古いときは、独自ドメインの接続先と、見ているURLが仮URLと違うことを先に確認します。両方とも古いときは、デプロイした版のSHAが、見たいコミットより前でないかを見ます。プレビュー用のURLと本番用のURLを、成功表示の色で同一視しません。

ブラウザに古いHTMLが残っている可能性は、公開側の未更新と同時には決められません。別のブラウザか、保存した応答の本文で5を見てから、キャッシュだけが原因とは書きません。

この記事で分からないこと

読者のホスティングがPagesか、Sitesか、その他かは、この記事の手順だけでは決まりません。管理画面の今日の状態、検索での表示、売上は見ていません。DNSを変える作業そのものも扱っていません。ネームサーバーを変える前の記録は接続手順と、当日用の公開前チェックリスト(980円・税込。noteの実用記事、PDF、編集用ZIP。設定代行ではない)に分けています。

関連:GitHubからCloudflare Pagesへ自動デプロイする設定例